社会福祉法人ホーム塩屋

神戸市において「知的障がい」を持って生まれた
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2015年ホームしおやの春の旅行はUSJ&海遊館への
旅となりました。今年もメンバーの成長が見られた
良い旅になりました。(一部を除く・・)  
(2015年4月30日記載)  

2015年 USJ & 海遊館 への旅行

 

  今回も(株)ツーリストイン神戸のツアープランに沿った旅となりました。
 垂水駅の近くからバスで出発。皆さん、時間通りに集合していたため、
 スムーズにバスに乗り込むことが出来ました。

  一月前から皆さん、楽しみにしていたUSJです。
 最初にホテルにて荷物を預けてから歩いてUSJへ・・。

  USJに到着。皆さん、超ハイテンションで入場していきます。

  「ゲストサポートパス」があれば時間指定が出来て便利との
 情報があったのでもらいに行きました。今思えばこれが悪夢の始まり
 でした。

 とりあえず、話題の「ハリーポッターエリア」はみんなで見たかったので
 施設長が整理券をもらいに走りました。無事、38名分の入場券を
 入手できました。

  このエリアでは映画の世界観が上手く再現されていました。
 皆さん楽しそうに散策していました。

  ただ、予想通り、ハリーポッターの乗り物は2時間待ちとのことで
 断念し、城の内部見学にとどまりました。
 
  こちらが「ホグワーツ魔法魔術学校」になります。内部見学をしましたが、
 暗くて狭い通路に人があふれていていてゆっくり見ることはできません
 でした。
  
 
  こちらが有名な「バタービール」です。皆さん、口の周りに泡を
 つけながら飲んでいました。Kさんは「フローズンバタービール」
 +マグカップ(お持ち帰り)を注文していました。
 
  ハリーポッターエリアの見学を終え、昼食の時間。
 ロコモコ(1480円)・焼肉のプレート(1680円)・キッズプレート(990円)
 の内、Uさんはどれを選んだでしょうか?写真の笑顔をみて推理して
 みてください。
  
【ここから下は写真と文面がほとんどリンクしていません!】 
 
  その後、JAWSに皆で乗ることにしたのですが、ここから雲行きが
 怪しくなってきました。実は「ゲストサポートパス」を見せると
 乗れる時間が明確になるのはいいですが、その間、他の乗り物の
 予約が取れないだけでなく、普通に並んで乗ることもできません。

 しかも、乗り物の種類によって2〜4名に一人、職員をつけなければ
 乗せてくれません。

  今回、利用者30名と職員8名が行動していたのですが、JAWSの
 場合、4人に一人職員がつかなければならず、結果、3回乗る羽目に・・。
 その間、乗り終えた利用者も皆が乗り終わるまで待機しなければ
 なりません。一般客が50分待ちのところ40分待って入れたのは良い
 のですが(あまり変わらない??)、3回乗り終えるまでに1時間以上
 かかる羽目に・・。(実際は理事長のクレームが通り、2回で乗れました。)
 
  ここで、まず、理事長がクレームを入れ、責任者(M)を呼び出します。
 「これなら利用者が乗れると職員が確信した乗り物に乗せようとしている
 のにいちいち「心臓病はないか」とか、「骨に異常がないか」など聞いて
 乗せないのはおかしい。障がい者差別だ」と主張したところ、責任者(M)
 の方がその後、一緒に回ってくれることになりました。
 
  このとき、激しい乗り物に乗りたいと言う利用者もいたため、班を
 2つに分けました。利用者7名+職員1名のAグループとその他の
 Bグループに分かれて回ることになりました。先の責任者(M)の
 方はBグループと行動され、この方のおかげでスムーズに回る
 ことができたようです。その間、Aグループは「スパイダーマン」の
 アトラクションへ移動しました。
 
  Aグループは先ほどの責任者(M)の方が「スパイダーマン」の担当に
 連絡してくださっていたおかげでここだけはすんなり入れたのですが、
 「スペース・ファンタジー・ザ・ライド」「ハリウッド・ ドリーム・ザ・ライド」等
 はことごとく職員の数が足りないと言われ、乗るのを諦める羽目に・・。
 そこで、コーヒーカップの乗り物(左の写真)なら大丈夫だろうと思って
 行ったところ、ここでも職員1名につき4名の利用者で乗ってくれと
 言われました。
 
  後ろから来た家族連れは、すぐに乗れているのに、こちらはちょっと
 待ってほしいの一点張りで20分も待たされた挙句、職員と2回に
 分けて乗ってほしいとのこと。小学生でも乗れる乗り物に成人の
 利用者が乗れないのはおかしい。それなら職員なしで乗れる乗り物は
 どれか聞いたところ、「無い」と言われた。流石に頭にきたので、
 「障害者は乗り物に乗らず、買い物だけして帰れというのか!
 もっと上の責任者を呼べ!」とケンカする羽目に・・。
 
  責任者(F)と話している間、利用者の皆には「ゲストパス使わないで
 一人でメリーゴーランドに乗っておいで。」と自由行動にしたところ、
 Kさんが「Aさんと二人で乗れた!」と感激していました。そんな姿を見て
 「それが当り前のこと」とは言えませんでした。その後、この責任者(F)
 の計らいでその後はスムーズに乗ることが出来ましたが、こちらが
 クレーマーのような気持ちになり、不愉快な気持ちで一杯でした。
 
 
     
 利用基準  JAWS  CUP
 
 帰ってからUSJの利用方法について調べたところ、それぞれの
 アトラクションごとに利用基準が出ていました。詳細を確認したところ、
 いずれも【付き添いが必要な人】の中に「知的障がい」の文字は
 ありませんし、【ご利用可能な方】の条件を満たしています。
 本来、付き添いなど不要だったのです(怒)!!!
 (JAWSとハローキティのカップケーキドリームの2015年4月26日現在の
  内容をPDFとして載せています。)
 
  念のために書いておきますが、「ゲスト・サポート・パスを使わないで
 一般客の列に並べばここまで厳しく付き添いは不要ですか?」と確認
 したところ、「一般の列に並んでいても障がい者と係りの者が判断した
 場合、付き添いをお願いしている」とのこと。「では障がい者の友達
 同士がここに来た時は乗り物に乗れないのですか?」と聞いたところ、
 「係りの者が話をして乗れるかどうか判断します。」とのこと。
 
  しかし、「ゲスト・サポート・パス」を使わなければ当方の利用者が
 自由に乗り物を楽しめたことを考えると、係員には障がい者かどうかを
 見抜く特殊能力などない(当たり前ですが・・。)ことがわかります。
 こんなことなら最初から使えない「ゲスト・サポート・パス」など使わなけ
 ればよかったと反省しきり・・。今後はディズニーランドがいいね。
 (3回行きましたがこんな不愉快な対応は一度もありませんでした)
 
 
 他の作業所でUSJに行かれる方は注意して行って下さい
 付き添いは利用者1人に対し1人必要なところがあります。
 USJの利用基準熟読してから行って下さい。対応が悪い場合は、
 トップの責任者でなければ話になりません。アトラクションごとの
 責任者などマニュアル通りのことしか言いませんし、臨機応変に対応
 するだけの権限も能力もありませんので話すだけ時間の浪費です。
 
 
  利用者の方々は半額で利用させていただいてはいますが、だからと
 いって乗り物には乗るなの対応には頭に来ます。少ない給与をためて
 皆さん参加しているのですから・・。(入場料が半額としても利用者に
 とっては相当な金額なのです。)乗り物ではなく、キティちゃんの部屋に
 入るのにも面倒な手続きが必要なのは何故?? 正直、うんざりです。
 
  大声で係りの人と喧嘩したおかげで喉が痛くなりました。USJを
 出る時、利用者の一人が「あんなに怒る施設長は初めて見た。ちょっと
 怖かったよ。」と言われ、大人げなかったと反省しつつも、他の利用者
 からは「施設長が怒ってくれたおかげで乗りたかったアトラクションに
 参加できた。ありがとうね。」の言葉に救われました。幸い、トラブルは
 有りましたが、利用者は大いに楽しまれたようです。
 【ここから下は写真と文面がリンクしています】
 
  ホテルに帰った後、部屋にあるお風呂に入り、皆さんすぐに就寝
 されたとのこと。
 
  朝はバイキングと聞いている利用者は戦闘準備万端でレストラン
 まで降りてきました。4Fのレストラン(洋食メイン)は長蛇の列だった
 ので5Fの和食メインのレストランへ・・。すごい食欲でした。
 
  その後、荷物を持って船着き場へ。ここから海遊館まで10分の
 船旅です。
 

  お友達同士で座り、短い時間でしたがおしゃべりに花が咲いていました。

  平日にもかかわらず、沢山の修学旅行生や海外からのツアー客で
 ごった返していました。

  しばらく外に待たされているうちにトイレ休憩・・。

  入り口でサメの歯の模型(?)があったのでみんなで記念写真を
 撮りました。こうしてみると人間が一飲みされるのも無理ないですね。

  水槽の中では魚への餌付けのシーン等も見ることが出来、楽しい
 時間が過ごせました。

 この後、隣の建物にある食堂街にてそれぞれ自分の食べたいものを
 注文し、食べた後、お土産を買いに皆さん奔走されていました。
 今回、沢山歩くことになり、足が痛くなった利用者が多かったです。
 その方の履いている靴を見ると本人の足にきちんとあっていないものが
 多かったです。何はともあれ、今年も皆無事に帰って来れてほっとして
 います。来年は心安らかな旅行になりますように・・。

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